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「スーパー地球」3個発見

フムフム、それで、そこにヒトはすんでいるのかね・・・?

さて、ヒトのような知的生命が住んでいることに関心をもつか、生命そのものの発生や惑星形成に関心を持つかで、その人の性格占いができるのでは??

知的生命に期待を寄せる人は、かなりの未来志向ではあるけど、人間的価値に対してはかなり相対主義の傾向がある。宇宙の存在や生命の発生に関して、まだ未知の知識があるので、地球上の人間だけが唯一の知的存在ではない、という認識論を最終的に持つ。

一方、生命は地球以外にはいないだろう、したがって、地球様惑星の探索も惑星形成の歴史研究としてなら意味がある、という人は、科学的にも人文的にも「現実主義」だが、一方、人間の思考こそが唯一の最高価値という「人間ドグマ」に陥っているかもしれない。

人間至上主義は歴史の上では目新しいものではなく、キリスト教の歴史のうえでも、伝統的な協議である三位一体説にたいして、キリストに人間性を付与するアリウス派がそれにちかい。アリウス派は三位一体説をとらないことで、キリスト教の歴史からは異端として排除されていったが、別の異端的流れであるグノーシス主義なども、人間の理性・知性による世界理解を至上のものと肯定的に捉える。

「私たちは宇宙の中でひとりぽっちなのか?」
カール・セーガンはこう著書の中であらわした。
オズマ計画から40年がたっている。


「スーパー地球」3個発見=42光年先の恒星に-チリの天文台で観測・欧州チーム(時事通信社 - 06月22日 18:01)

 南半球で見られる星座「かじき座」の方向に地球から42光年離れた、質量が太陽よりやや小さい恒星に、地球の4~9倍程度の惑星が3個あるのが見つかった。スイス・ジュネーブ天文台などの欧州研究チームが22日までに国際学会で発表した。
 南米チリにある欧州南天天文台(ESO)・ラシラ天文台の高性能分光器HARPSを使った観測成果で、これまでに質量が地球の30倍以下の惑星らしい天体を45個発見。太陽に似た恒星の3分の1に、こうした「スーパー地球」や海王星(質量は地球の約17倍)に似た惑星がある計算になるという。 

by exobio | 2008-06-23 17:13 | 太陽系外惑星探査  

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